フード  |    2026.10.08

【兵庫県神戸市】韓国料理と手作り雑貨にほっこり。店長さんの編み物が並ぶ長田の韓国料理店

「美味しい韓国料理のお店があるよ」友人に誘われ、訪れたのが長田商店街の角にある韓国料理店。韓国料理が好きな友人に誘われ、私にとっては初めての韓国料理店への訪問でした。
店内へ入ると、まず目に入ったのは料理だけではありません。壁や店内には、色とりどりの編み物作品がずらり。韓国料理店なのに、なぜこんなに編み物が?そんな疑問を抱きながら、この日は友人と料理を楽しむことにしました。

トッポギ、キンパ、チヂミ。本場の味を楽しむ

この日は友人と相談し、トッポギ、キンパ、チヂミを注文しました。ドリンクは、友人がマッコリ、私はクラフトビールを選びました。料理とドリンクが揃ったところで乾杯!!

友人との会話を楽しみながら、料理をいただきます。
まずはトッポギ。友人は一口食べると、「日本のタイプやない!本場の韓国料理の味がする!ソースがおいしい!」と話していました。私自身も食べてみると、もちもちとした食感のトッポギにソースがよく絡み、お肉も入っていて、韓国料理らしい味わいを楽しめました。

続いてキンパ。ニンジンなどさまざまな具材が入っていて、一口ごとに違った食感や味わいがあります。そして、思っていた以上にボリュームがあったのが印象的でした。

チヂミもしっとりとした食感で、美味しく箸が進みます。韓国料理を囲みながら友人と話していると、気がつけば料理はあっという間になくなっていました。

ふと目に留まった、店長さんの編み物

料理を楽しんでいる途中、ふと店長さんが手に何かを持っていることに気づきました。よく見ると、編み物をされています。そこで声をかけてみると、「編み物してるの。好きなの」と、少しはにかみながら編んでいるものを見せてくださいました。

友人が、「え!ということは、ここに飾ってあるもの全部店長さんが編んだんですか?」と尋ねます。すると店長さんは、笑顔で「そうよ!」と答えて作品たちを見せてくださいました。

店内に並んでいたのは、店長さんが趣味で作られている編み物作品だったのです。

野球ボールの形をした作品やバッグ、コースターなど、さまざまな作品が並んでいます。なかでも私が思わず「かわいい!」と思ったのが、アイコスケース。

韓国料理を食べに来たはずが、料理だけではなく、店内に並ぶ手作り作品にもすっかり目を奪われていました。

韓国料理店に広がる、店長さんの「好き」と地域に愛される味

この日も店長さんは、店内で編み物をされていました。料理を作る場所でありながら、店長さんにとっては好きな編み物を楽しむ場所でもある。そんな姿を見ていると、一般的な飲食店とは少し違った、家庭的で温かな雰囲気を感じます。

料理を待つ間に作品を眺めたり、店長さんと編み物について話したり。「韓国料理を食べる」という目的だけではなく、店内で過ごす時間そのものを楽しめるのも、このお店の魅力の一つだと感じました。

また、地元の常連客の男性が来店されていました。「俺、よく来るねん。ここ美味しいよな」と、気さくに話しかけてくださりました。

長田には韓国料理店がいくつかあるものの、「本格的な味を食べられるところは少ない」と話し、このお店について「本格的で美味しい。故郷が懐かしくて嬉しくなる」と教えてくださいました。

料理について話す男性に、店長さんが、「お父さん、もう早く帰り。奥さん待ってるよ」と声をかける場面も。「もう少しおりたいねん。もう少しだけ」とそんな二人のやり取りに、思わず笑ってしまいました。

料理の美味しさだけでなく、こうした気さくなやり取りからも、地域の方にとって身近なお店であることが伝わってきます。

本場の韓国料理と、手作りの温かさに出会える場所

今回、友人に誘われて初めて訪れた韓国料理店。もともとは韓国料理を楽しむことが目的でしたが、実際に訪れてみると、店長さんの編み物という思いがけない魅力にも出会うことができました。

トッポギやキンパ、チヂミなどの料理を味わいながら、店内に並ぶ手作り作品を眺める。そこには、料理だけでは伝わらない、店長さんの「好き」が詰まっていました。

店内に並ぶ編み物作品は、購入することもできるそうです。本場の韓国料理を味わいながら、店長さんの手作り作品にも出会える。
長田を訪れた際には、そんな楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。

ナドゥリ

住所:兵庫県神戸市長田区五番町7-8-12
営業時間:11:00~20:00
定休日:日曜日・祝日
電話:078-381-9781

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この記事を書いた人

あん

神戸生まれ神戸育ちのこうべっこ。看護師兼Webライターとして活動しています。地域のグルメやイベント、神社仏閣、博物館などを中心に取材・執筆しています。 阪神・淡路大震災を経験した世代として、神戸や地域の魅力を言葉で残し、伝えたいという思いからライター活動を始めました。現在は神戸に限らず、各地を訪れながら、その土地ならではの魅力や人との出会いを発信しています。 子どもとのお出かけで見つけた日常の気づきや、実際に足を運んだからこそ感じたことも大切にしながら、一つひとつの記事を執筆しています。

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