京阪本線門真市駅から徒歩1分。
旧門真プラザ駐車場では、月1マルシェ「カドマとタクミ」が開催されています。
今回、第9回目となる「カドマとタクミ vol.9星空を楽しむマルシェ」にお邪魔してきたので、その様子をレポートとしてご紹介します！
大阪府門真市ってこんなところ
門真市は大阪府の北東部に位置し、パナソニックミュージアムや松下幸之助歴史館があります。
門真市三ツ島にある三島神社には、推定樹齢1000年以上とされているクスノキ「薫蓋樟（くんがいしょう）」があり、国の天然記念物に指定されています。
2023年の今年、パナソニック工場の跡地にららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真をはじめ、コストコ門真倉庫店がオープンしました。
月1マルシェ「カドマとタクミ」とは
食の巧み、ものづくりの匠、隠れた名店など、門真の魅力を再発見し、カドマで暮らす人を繋げる。「カドマとタクミ」は、まちで活動する人と月に1回、○○の匠とたくらみながらカドマの魅力を発信するマルシェです。
門真市ホームページより引用
マルシェの開催場所はもともと、門真市駅に隣接している市営住宅の駐車場だったそうです。
住居者が減ってほとんど使われなくなった駐車場を、地域の方々が「やりたいこと」を実現するための「TRIAL PARK」として開設されました。
カドマとタクミvol.9「星空を楽しむマルシェ」レポート！
今回は第9回目となるマルシェで、開催時間は17:00～21:30。
普段は家族で来てもらいやすいように、日曜のお昼に開催されています。
夏場は昼間の暑さが厳しいため、夜に時間を移して開催しているとのこと。
まだ少し夏の名残がある気温のなかで、DJブースから流れるメロウなJ-POPを聞きながら、おいしいものを食べられる幸福感…。
会場は広すぎず見渡せば隅まで目視できるので、お子さん連れの方も落ち着いて食事を楽しんでいるようでした。
「若い人から子育て世代も楽しめるカフェのようなマルシェを作りたい」と声をあげたのは、門真市の納豆メーカー「株式会社エイコー食品」に勤める佐藤匠さん。
縁あって、企画者の佐藤匠さんとTRIAL PARKの設営に携わった株式会社オープン・エーの大我さやかさんをご紹介いただけたので、少しお話を伺いました！
TRIAL PARKマルシェと「カドマとタクミ」について
TRIAL PARKのはじまり
大我さやかさん
「このエリア（門真市駅周辺）は空き家が多くて、人通りはあるけどみんな通過していくだけ。このままだと放っていかれちゃうからなんとかしましょうってことで、3年程前から門真市さんと一緒にまちづくり事業をはじめました。
門真市にはワークショップやマルシェを開催できるような広場がなかったので、ほとんど使われていない駐車場だったこの場所を、自由な使い方を提案していろんなチャレンジができる広場として門真市さんと一緒に作ったんです」
マルシェを企画したきっかけ
佐藤匠さん
「自分は生まれも育ちも門真市で今年23歳なんですけど、同級生のほとんどが門真市から出て行ってしまって。これから自分が結婚して門真市で子育てしていくことを考えたとき、子育て世代も楽しめるような場所があったらいいなと思ったんです。
ここを使わせてもらえるってなったとき、第1コンセプトを『子どもが遊ぶ様子を見守りながら大人はゆっくりご飯を食べられる場所』としてこのマルシェを企画しました」
快くお話してくださった大我さんと佐藤さん。
佐藤さんはキッチンカーで、自社の納豆を使った「台湾まぜそば」を販売されていました。
心地いい音楽を聞きながらお酒を飲み、会話を楽しんでいるとあっという間におわりの時間。
子どもたちがイスの片づけをしてくれていたのでお礼を言って帰りました。
ぷち食レポ「エイコー食品さんの極光納豆を食べてみた」
マルシェで、エイコー食品さんの看板商品「極光納豆（きわひかりなっとう）」が買えるということで、購入して帰りました！
納豆が苦手な人でも食べられるように匂いが抑えられていて、かき混ぜてもネバネバしすぎない。豆の味もしっかりしていてとても美味しかったです！
まとめ
「何もない」と思われがちな門真市を盛りあげるべく企画された「カドマとタクミ」。
大規模マルシェにはない落ち着いた雰囲気で、ゆったりと楽しめました。
会場から流れる音楽に導かれて来てくれた方もいたそうです。
（音量はもちろん良識の範囲内でした）
次回からはお昼の時間帯に開催されるので、ぜひ家族で遊びに行ってみてください！
TRIAL PARKマルシェ「カドマとタクミ」
会場：トライアルパーク(旧門真プラザ駐車場)
住所：大阪府門真市新橋町3番
アクセス：京阪門真市駅から東へ徒歩1分
開催情報は公式Instagramをご確認ください。
Instagram：https://www.instagram.com/kadomatotakumi/
