「今日は十五夜だからこそ、ちゃんとした和菓子が食べたい」
そんな気持ちで向かったのは釧路の和菓子店「二幸」。
売り切れることも多い名物いちご大福を狙い、あえて午前中に訪問しました。
実は二幸には何度か訪れたことがあるのですが、名物のいちご大福は人気ゆえに売り切れていることもしばしば。
今回は絶対に手に入れたくて、午前中の早めの時間に訪れました。
公園の端にたたずむ昔ながらの和菓子屋さん
二幸があるのは、鶴ケ岱公園のすぐ隣。
というより、公園の敷地の端にちょこんとお店を構えている、と言った方が近いかもしれません。
公園から直接歩いて行けてしまう距離感で、初めて訪れた時は「ここにお店が?」と少し驚いた記憶があります。
お店自体は、昔からそこにあるような、小さくて古い和風の佇まい。
中に入ると、ショーケースが一つあるだけの、こぢんまりとした空間です。
決して広くはないのですが、その分商品との距離が近く、和菓子屋さんらしい落ち着いた雰囲気を味わえます。
訪れたのは平日の昼間。
隣接する鶴ケ岱公園には人もまばらでのんびりとした空気が流れていたのですが、二幸には対照的に、途切れることなくお客さんが訪れていました。
行列というほどではないものの、常に数人が並んでいる状態で、地元の方に愛され続けているお店なのだと実感します。
ちなみに鶴ケ岱公園は、中央に大きな池があり、小さな橋も架かっている日本庭園風の広い公園。
遊具もあるので子ども連れの姿も見られますし、季節によって表情を変える植物も魅力の一つです。
この日は十五夜を迎える秋の一日で、澄んだ晴天と少しだけ名残惜しい残暑が心地よい陽気でした。
いちご大福とお月見饅頭、実際に食べてみました

まずいただいたのは、二幸の看板商品である「いちご大福」。
見た目は小ぶりで、いくつでもペロッと食べられそうなサイズ感です。
一口食べると、餅の厚さがちょうどよく、柔らかい食感がたまりません。
あんこは甘すぎず、いちごは酸味がありつつもすっぱすぎない絶妙なバランス。
あんこが少し苦手な7歳の娘も「いちごがおいしいから食べられる」と、おかわりをねだるほどでした。

続いて「お月見饅頭」。
いちご大福と同じくらいの大きさで、黄色と白の2色があったので両方購入しました。
装飾のないコロンと丸いフォルムは、まさに「お饅頭」という佇まい。
中はこしあんで、甘すぎず上品な味わいです。いちご大福を先に食べていたこともあり、ずっしりぎっしり詰まったあんこの満足感がより際立ちました。
お団子やお饅頭を求めていた人がひと口食べたら「これこれ」と頷いてしまうような、王道の美味しさ。
あんこがやや苦手な娘も、こちらは「牛乳と一緒ならおいしい」と言いながらぱくぱく食べていました。
本当は隣接する鶴ケ岱公園でベンチに座りながら食べたかったのですが、この日は少し風があったのと時間の都合もあり、今回は持ち帰って、学校から帰ってきた娘と一緒に家でいただきました。
「今度は公園に行って一緒に食べようね」と、娘との次の約束もできました。
和菓子と一緒に公園散歩を楽しむ

今回は残念ながら叶いませんでしたが、二幸の和菓子は、隣接する鶴ケ岱公園で味わうのもおすすめの楽しみ方です。
お店を出てすぐの距離にあれだけの公園が広がっているのは、二幸ならではの贅沢な楽しみ方。
天気のいい日であれば、公園を軽く一周してから小腹を満たしたり、散歩しながら公園でのんびり過ごすのもおすすめです。
季節ごとに表情を変える公園の景色を眺めながらいただく和菓子は、きっと格別な味わいになるはずです。
二幸を訪れる際はぜひ、お店の前に広がる公園もセットで楽しんでみてください。
まとめ|和菓子と公園、また訪れたい理由ができました

十五夜の日に「本格的な和菓子が食べたい」という気持ちから訪れた二幸でしたが、小さな店構えからは想像できないほどの人気と、丁寧に作られたいちご大福・お月見饅頭の美味しさに、改めてこのお店の魅力を実感する一日になりました。
娘と一緒に味わったことで、和菓子の味だけでなく「誰かとシェアする時間」の楽しさも思い出させてもらえた気がします。
次回はぜひ、隣接する鶴ケ岱公園に足を運んで、和菓子を片手にのんびりとした時間を過ごしてみたいと思います。
季節が変わればまた違った表情の公園と和菓子を楽しめそうです。
釧路にお住まいの方も、観光で訪れる方も、鶴ケ岱公園のお散歩コースにぜひ二幸を組み込んでみてください。
お店情報(基本情報)
住所:釧路市鶴ケ岱1-10-39
TEL:0154-44-2535
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日
駐車場:あり



