もの・こと  |    2026.10.26

地域での出会いや交流が広がる「ふくいBazaar」の魅力紹介:札幌市西区

札幌市西区福井は、琴似発寒川が流れ、福井緑地や標高304メートルの五天山を有する五天山公園が広がる自然に恵まれた地域です。

そんな緑豊かな地区で、「ふくいBazaar」が、2026年10月に初開催されました。主催したのは福井で美容院「aille(エイル)」を営む八重樫真由美さんです。

この日集まったのは、ジャンルもさまざまな出店者たち。はたして「ふくいBazaar」とは、いったいどのようなイベントなのでしょうか。興味津々で会場を訪ねてみました。

アートからお菓子、リフレクソロジーまで!個性豊かな出店者たち

会場に入るとアート作品やアクセサリー、お菓子、パン、サステナブルな商品など、ジャンルを問わない多彩な店舗が軒を連ねています。まさに、Bazaarという雰囲気にワクワクしました。

tomoko chibaさん:身近な素材からバッグやアクセサリーを制作、自然を感じさせる個性豊かな製品を販売
点 線 黒さん:黒いキャンバスに白いアクリル絵の具で描かれた印象的なアート作品を販売

出店者の中には、福井地区の近所で声をかけられたことをきっかけに参加した方もいれば、札幌から車で約2時間の苫小牧市から足を運んだ方もいました。なかには以前から福井という土地に親しみを感じており、「福井で開催するなら参加します!」と、出店を決めた方もいたそうです。

チョコレート工房リトルリーフさん:良質な原材料を使用して作られた可愛らしいチョコレート菓子たち
aille(エイル)さん:赤井川村の有機栽培で作られたという力強いにんにくを販売

商品の販売だけでなく、タロット占いやハンドリフレクソロジーを提供するブースもあり、会場は多種多彩な賑わい。出店者の皆さんはそれぞれこだわりを持って商品を手がけており、「ここでしか出会えない」と思えるような素敵な品々がたくさん並んでいました。

また、初出店だという方からは、「初めての出店で緊張していましたが、とてもアットホームな雰囲気なので楽しく参加できています」といった声も聞かれました。

at_farm111さん:メディカルハーブの代表的な植物ホーリーバジルを使用したお香やお茶を販売
BRILLER(ブリエ)さん:へちまスポンジや竹歯ブラシなど、心地よく続けられる環境にやさしいアイテムを紹介

アボガドの種からブローチを作るワークショップも!

Bazaarでは、買い物を楽しむだけでなく、来場者が気軽に参加できるワークショップも開催されていました。なんと、「アボカドの種でブローチを作ろう」というユニークな内容。

講師を務めたのは出店者でもある千葉さん。「アボカドを食べているときに、捨ててしまう種を何かに活用できないかと思ったのが始まりです」と、活動のきっかけを話してくれました。

参加者はまずアボカドの種を彫刻刀で削り、猫の形に仕上げていきます。その後は絵の具を使って色を塗り、ブローチを完成させます。参加したお子さんも夢中になって、細かな部分まで色を重ねていました。

既製品では味わえない手づくりならではの温もりがあり、作り手との会話を楽しみながら作品を完成させられるのも地域イベントならではですね。

人と人をつなぐ、アットホームな魅力

リフレクソロジー&リラクゼーションサロン Lilas Uraraさん :女性の体と心のリラックスをお手伝いするハンドリフレクソロジーを体験
足よみヒーリングさん:足の反射区で足もみをしながら手相のように足の裏の状態を見る“足よみ”を体験

出店参加の皆さんに「地元で開催されるBazaarの魅力は何ですか?」と尋ねると、多くの方が口をそろえて「アットホームな雰囲気」と答えてくれました。

また、「普段はネット販売が主なのでお客さんと触れ合えるのが嬉しい」「お店とは違ってお客さんとの距離が近い」「新しい出会いが生まれる」といった声も聞かれ、地域ならではの温かな交流に魅力を感じている様子がうかがえます。

KBPさん:エッグスタンドや小型のカップ、小物入れなど可愛らしい雑貨を販売
しま粉さん:オーガニックの道産小麦や米粉を使用した体に優しいクッキーやスコーンなどの焼き菓子を販売

会館の前を通りかかった人が、「何かやっているのかな?」と、遠方まで足を運ばなくても、気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力の一つ。また子どもからシニアの方など世代を越えて楽しむ姿が見られました。

素敵な作品や商品と出会える喜びは、地域で開催されるBazaarならではの醍醐味といえるかもしれません。

脳トレ工房さん:子どもからシニアまで楽しめる計算パズルや迷路など脳トレにピッタリな製品を手作りで販売
なめだんご堂さん:明日がちょっとたのしみになるゆるかわタロット占い

緑豊かな山並みを背景にした「ふくい会館」

会場となった「ふくい会館」は、美しい山並みを望む自然豊かな場所にあります。この会館は、かつて幼稚園として利用されていた建物とのこと。確かになんだか懐かしく、いつまでもここにいたいような気分になる佇まいがありました。現在は、地域の人々の憩いの場や活動拠点として親しまれています。

今回のBazaar開催にあたっては、町内会が回覧板でイベントを周知するなど、地域ぐるみで協力してくれたそう。地域のつながりの温かさがあったからこそ、初めて訪れた人でも気軽に楽しめるイベントとなったのでしょうね。

まとめ:「好きな地域で、好きな人たちと」

主催の「aille(エイル)」八重樫さん(左)と、学生の頃同級生だったという「BRILLER(ブリエ)」の野月千絵さん、バイタリティを感じる素敵な笑顔のお二人

「ふくいBazaar」を主催した八重樫さんは、イベント開催にあたって近隣住宅へのフライヤー配布を自ら行うなど、たいへんアクティブな方でした。今回のBazaar開催にあたり、八重樫さんは次のように語ってくれました。

「福井は 山と川がすぐそばにあって、のびのびしてとてもいいところでしょう?自分の好きな地域で、好きな人たちを呼んで、素敵な空間を作りたいなと思ったのが、Bazaar開催のきっかけなんです」

確かに今回参加された方のなかには、八重樫さんから声をかけられ、背中を押され参加を決めた、という方もいました。まさに八重樫さんの言葉通り、「ふくいBazaar」は、人と人とが自然につながり、新たな出会いが生まれる空間になっていることが印象的でした。

八重樫さんは、今後も「ふくいBazaar」を継続して開催していきたいと話しています。新たな出会いと交流を育む場として、このイベントが今後も地域に根ざしながら発展していくことを期待したいと思います。

※本記事の情報は2026年10月の取材時点のものです。

会場情報

【ふくい会館】
開館時間:9:00 〜 21:00
住所:札幌市西区福井3丁目1-9


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この記事を書いた人

小糸 あき

夫婦で50代からフリーランスになり北海道札幌で文工房という記事作成事務所を営んでます。ママンライター&パピーカメラマン。北海道という地域に根ざしながら、住む人や暮らしを応援したいと考えています。好奇心を持ち、常に挑戦する姿勢を忘れず、自然や人に寄り添った仕事をすることが目標。趣味は道の駅めぐりと図書館めぐり。

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